Surface Pro 3 メモ

Surface Pro 3 カスタマイズメモなど。Windows 8.1 に関するメモも含む。

初回設定時は Microsoft アカウントと紐付けるな!

初期設定時、「Microsoft アカウントへのサインイン」という画面が出てくるけど、これを入力すると Microsoft アカウントに設定してある本名を使用してアカウントが作成されてしまう。

これの何が嫌かというと全角文字でユーザフォルダが作成されてしまうところ。海外製のソフトだとコケたり動作不良になったりするし、そもそも自分の名前がフォルダ名になってるのが何かヤダ。

とはいえ、Microsoft アカウントと紐づけておくこと自体は便利だしやっておきたい。

なので、以下の手順でセットアップしよう。

  1. 最初は Microsoft アカウントを使用せず、ローカルアカウントを作成する。その際、ユーザ名は半角英数字にする。

  2. 一通り設定が終了したら、スタート画面の右上をクリックし、「アカウント画像の変更」を選択する。
    右上のアレ

  3. 「Microsoft アカウントに関連付ける」をクリックし、設定を行う。
    関連付ける

もう遅いよ!という場合

もう日本語フォルダつくちゃったし今更セットアップなんかやり直したくないよ!という人は、以下を参考にして頑張ってみよう。

microsoft account – How to rename user folder in Windows 8? – Super User

タイプカバーのFnキーを固定する

Surface Pro 3 のタイプカバー。たいしてしなることもなくしっかり打てるし、バックライトも付いている。

Surface Pro 3 タイプカバー

ただ…ファンクションキーの動きに戸惑った。ブラウザ上で F5 を押してリロードしようとしたら Windows の検索機能が立ち上がる。なにこれ!?

どうも、普通のノートパソコンなら「普段はファンクションキーだが Fn と同時押しした時のみアイコンに書いてある機能が動く」ところを、Surface Pro 3 はその逆で「普段はアイコンが示す動きで Fn キーと同時に押した時のみファンクションキー」になるらしい。

タイピング中に F7 でカタカナにしたり F10 で半角英数にしたりということを頻繁に行うことを考えるといくらなんでも不便。

そこで、Fn の ON/OFF を切り替えることができないか探したところ、「ファンクション ロック」ということができるらしい。

なんと、単純に「Fn + Caps」を押すだけ。

参考サイト

これで解決…なんだけど、Home/End/PgUp/PgDn が F9~12 に割りあたっているので、これらのキーを多用するぼくとしてはやっぱり少しめんどくさいのであった。

タイプカバーのタッチパッドを無効にする

  1. 画面の右端から内側へスワイプして「設定」を選択
  2. 「PC 設定の変更」→「PC とデバイス」
  3. 「マウスとタッチパッド」を選択し、設定する

ワンタッチで ON/OFF できると便利なんだけどな。よく Fn キーとの組み合わせでできたりするじゃん。ああいうの。

参考サイト

タイプカバーF1~F8の記号の説明

  • F1: タイプカバーのバックライトを一段階下げる。
    …画面の輝度の変更じゃないのかよ!最初何度押しても画面の明るさ変わんなかったから壊れてんのかと思ったよ!
    キーボードのバックライトなんてそんなにしょっちゅう変えるか?

    ちなみに画面の輝度は Fn+DelFn+Backspace で変えられる。

  • F2: タイプカバーのバックライトを一段階上げる。

  • F3: ミュートの ON/OFF。まあ、これはさすがにね。

  • F4: 再生/停止ボタン…使うか?これ。最近のソフトはスペースキーとかで代用できるでしょ。iTunes も YouTube も VLC media player もそうだしなぁ。

  • F5: 検索。

  • F6: 共有。

  • F7: デバイス。

  • F8: 設定。

F5~F8はチャームバー(画面の右端から内側へスワイプしたときのアレ。Win+C でも出せる)のアイコンと一緒だからわかりやすい。使うかどうかはともかく。

スクリーンショットの撮り方

セットアップ終了後にまず最初にしたのは、うわさの「ペンのボタンクリックで OneNote を起動」と、落書き。

で、これをWeb上にアップロードしたいな…と思ったんだけど、どうやったら画像として書き出せるのかがよくわからなかった。

そこで、スクリーンショットとして取り込んでからうpしちゃえばいいや、と思ってたら…PrtSc キーが見当たらない…。どうやんの!?

困って色々検索してたらようやくやり方がわかった。

  • キーボード無しの場合: Winボタン+ボリューム(-)ボタン同時押し。
  • キーボードありの場合: Windowsキー+Fn+Space同時押し。

覚えられなそうだからメモっておこ…。

ちなみにこの方法で撮った画像は自動で保存までされる。保存場所は「C:Usersユーザ名PicturesScreenshots」。このフォルダを右クリックして場所を移動させれば別のところに置けるようになるらしい。

従来の PrintScreen と同等の操作(クリップボードに入るだけのやつ)は…

  • スクリーンショット(=PrtSc): Fn+Space
  • ウィンドウスクリーンショット(=Alt+PrtSc): Alt+Fn+Space

参考サイト
参考サイト

ペンのトップボタンをダブルクリックしてもスクリーンショットが取れない!

Windows Update とアプリの更新を行う。Windows Update は結構時間がかかった。

参考サイト

GIMP2で筆圧感知を有効にする

OneNote はお絵かきには貧弱なのでとりあえず GIMP2 を入れてみたんだけど、筆圧が全然効かない。OneNoteではちゃんと効いてるのに。

で調べてみたらドライバのインストールと GIMP 上での設定が必要だったらしい。

  1. N-trig のページからドライバをダウンロードし、インストール
    繋がらなくなってるので、Microsoftのサイトから「Wintab-1.0.0.18-64-bit.zip」(2015/6/30 時点)を入れる。
    参考サイト

  2. GIMP を起動し、「編集」→「入力デバイスの設定」をクリック

  3. 「N-trig~」のモードを「スクリーン」に切り替えて保存

なまじ OneNote で筆圧が有効になってるもんだから、別途ドライバが必要とは気づきづらい。不親切すぎるでしょ。

参考サイト

動的特性について参考にしたのはこちら→参考サイト

ブラシ解説はこちら→参考サイト

起動時にデスクトップ表示

Windows 8 系のとっつきづらさについては聞いてはいたけど、実際に使ってみてここまで勝手が違うものかと驚いた。

ただ 8.1 になってから少しデスクトップ寄りの機能が追加されたという。起動時にデスクトップ表示できるようになったこともその一つだとか。へえ。

方法は…

  1. タスクバー上で右クリックし、「プロパティ」を選択
  2. ダイアログで「ナビゲーション」を」選択
  3. 「サインイン時または画面上のすべてのアプリを終了したときに、スタート画面ではなくデスクトップに移動する」をON
  4. OKボタン押下

参考サイト

覚えておくべきフォルダ

  • スタートアップ
    C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

  • SendTo
    C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo

デスクトップにショートカットを作成

PC、ネットワーク、ゴミ箱など

Windows 7 と同じ(だよね?)

  1. デスクトップの空きスペースを右クリックし、「個人設定」を選択
  2. 「デスクトップ アイコンの変更」を選択
  3. デスクトップに置きたいものを選択し、OKボタン押下。

デスクトップにアプリのショートカットを置く

これがわからなかった。スタートボタンを押してアプリ一覧を出して、対象のアプリを右クリしても「タスクバーにピン止め」とかしかないんだもん。

結局、泥臭い方法でやってる。これよりスマートなやり方がないかは今探しているところ…

アプリ一覧から探す場合

  1. スタートメニューを開く
  2. 「↓」ボタンを押してアプリ一覧を表示する
  3. 対象のアプリ上で右クリックし、「ファイルの場所を開く」を選択
  4. エクスプローラが開くので、対象アプリを右クリック→送る→デスクトップ(ショートカットを作成)
    もしくは、対象アプリを右ドラッグ→「ショートカットをここに作成」

実行ファイルの場所を知っている場合

  1. エクスプローラで実行ファイルのある場所を開く
  2. 実行ファイルをデスクトップへ右ドラッグし、「ショートカットをここに作成」

あるいは…

  1. デスクトップ上で右クリック→新規作成→ショートカット
  2. 対象の実行ファイル等を選択

Windowsストアアプリ

Windows ストア アプリのショートカットを作成することはできません。

デスクトップやタスク バーにアイコンを追加する – Windows ヘルプ

 

おい!

 

そんなにショートカット置かせたくないのか?

ファイルの関連付け

ファイルを右クリック→プログラムから開く→規定のプログラムの選択

もしくは

  1. コントロールパネル(カテゴリモード)→プログラム
  2. あるファイルの種類を特定のプログラムでオープン
  3. 拡張子を選択し「プログラムの変更…」を押下

昔のように「アイコンは以前のままで開くアプリだけ変える」ことは、レジストリを使うか、もしくはそれ用のソフトを導入しないといけないらしい。
参考サイト

Bluetoothマウス使用時の注意

使ってしばらくすると挙動がおかしくなることがある。その場合は…

  1. コントロールパネル→デバイスマネージャー
  2. Bluetooth から対象のアダプタを右クリックしてプロパティを開く
  3. 「電源の管理」タブを選択し、「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外す
  4. OKボタン押下

追加したら忘れないようにしないと。

Windows Update

  1. Windowsボタンを右からスワイプし、「設定」をクリック
  2. 「PC 設定の変更」を選択
  3. 「保守と管理」を選択

わかりづらい…。

アプリの更新

  1. Windows ストアを起動
  2. 画面の右端から内側へスワイプして「設定」を選択
  3. 「アプリの更新」を選択
  4. 「更新プログラムのチェック」を選択
  5. 対象のアプリを選択して「インストール」を選択

わかりづらい…。

アプリがにじむ

アプリをインストールして起動すると文字等がにじむことがある。(例: Chrome1、Inkscape など)

その場合は、

  1. 対象のアプリのショートカットを右クリックして「プロパティ」を選択
  2. 「互換性」タブを選択
  3. 「高 DPI 設定では画面のスケーリングを無効にする」を ON
  4. OK ボタン押下

で解消される。

…んだけど、Chrome でこれをやるとタブから文字から全てが小さくなりすぎ、使いにくくなってしまう。設定で文字のサイズを 150% に設定すればとりあえず見やすくはなるけど、タブやアイコンが小さいままなのは変わらず。仕方ないので結局 Firefox に乗り換えてしまった。今は UI もほとんど変わらないし、アドオンも双方で同じようなものがあったりするしね。

ちなみに、デスクトップを右クリック→「画面の解像度」→「テキストやその他の項目の大きさの変更」→「すべてのディスプレイで同じ拡大率を表示する」を ON にする…という方法でも行けるらしいんだけど試してない。ログオフしなきゃいけないとかめんどくさそうなので。

ファイルの削除時に確認ダイアログを出す

  1. ゴミ箱を右クリックし「プロパティ」を選択
  2. 「削除の確認メッセージを表示する」を ON にして「OK」を押下

または

エクスプローラを開き「ホーム」→「削除」→「削除の確認の表示」にチェックを入れる。

参考サイト

ウィンドウを画面端に持っていった時の自動リサイズをなくす

  1. デスクトップを右クリック→「個人設定」を選択
  2. 左下の「コンピュータの簡単操作センター」を選択
  3. 「マウスを使いやすくします」を選択
  4. 「ウィンドウが画面の端に移動したとき自動的に整列されないようにします」を ON
  5. 「OK」を押下

周辺機器等(動作確認済)

DVDドライブ

USB 3.0 対応。バスパワーでちゃんと動く(少なくとも読み込みは。書き込みはまだ試してない)。ケーブルもドライブの裏面に格納できて便利。

Bluetoothマウス

6ボタン(左/右、ホイール、チルトホイール左/右、Windowsボタン)、電池も一年持つらしい。単3が2本必要なので軽くはないが大きさも程よく、使いやすい。

「レーザーグレードトラッキング」と銘打ってはいるけど、実際はレーザーマウスではなく光学マウスらしい。ちょっと詐欺臭い。感度自体はとてもいいため問題なく使える。

USBハブ

見た目がオシャレでかっこいい。シルバーボディが Surface Pro 3 の背面とマッチしていい感じ(本来は MacBook Air に合わせてあるのかもしれないけど…)。

重量感があるので安定感がありズレにくいのもいい。

液晶保護フィルム

店頭に並んでいる Surface Pro 3 用の保護フィルムは大体2000円くらいなのに、3枚で1000円を切っているというウソのような価格のものを見つけたので、性能は二の次で、本命のフィルムを吟味するまでのとりあえずのつなぎとして注文。翌日に届いたんだけど、なんとラベルも何もないこの上なく簡素なパッケージ。説明書も一枚ペラのコピー用紙のみ。若干不安になったものの、汚れとりのクロス、気泡取りヘラはきちんと3枚ずつ付いていてまともそうな感じもある。

実際に貼ってみたところ、特に問題なく貼ることができた。ゴミさえついていなければ付属のヘラ等を使うことで気泡はちゃんと取ることができる。

画面自体は綺麗。指でのタッチなどはそれほど問題なし。ただペンの滑りが悪くなるため絵を書いたりする人には都合が悪いかも(使えなくなるわけではなく、反応自体は問題なし)。

メモ用途ならこれでもいいかなという感じ。何しろ安いしまだ二枚残っているので気軽に取り替えられるのがいいかも。

でも、そのうち評判のいいちゃんとしたフィルムには変えたいと思ってる。

アンチウィルスソフト

三年使える割に他の製品に比べて安いのが魅力。

インストール後も特に重くなったりすることなく…というか、インストールしたことすら忘れるくらいに快適に使えている。

スプラッシュ画面がキモい(でも、設定で消せる)。

Mini DisplayPort 変換アダプタ

色々探した結果、「VicTsing 多機能Mini Display Port Thunderbolt to DVI VGA HDMI 3in1アダプタケーブル」を購入。DVI、VGA、HDMI の三種類に対応してるらしい。でもまあ DVI は使わないかもな。

家のテレビに HDMI で接続してみたけど全く問題なく動いた。いやーキレイに映るなぁ。動画見るときとかにすごい便利だわー。

ケース

持ち運ぶにはさすがにケースのようなものがほしい。

買おうかと思ったんだけど、昔 InterLink を入れるのに買った衝撃吸収ケースが使われないまま眠ってたな…と思い出した。確か当時は A5 用のケースなんか全然売ってなくて B5 を買ったんだよな。A5 なら無理だけど B5 なら入るかも。と考え探してみると、多少汚れてはいたものの十分使えそう。

何年も前に買ったやつ

実際に入れてみたけど、タイプカバーをつけた状態でピッチリ隙間なく入りきった。すごいぞ!

しかしどこにも何も書いてないから今となっては会社名すらわからないんだよなあ。「SHOCK ABSORPTION」なんて一般的な単語すぎて検索しても全然見つからないし。それにぴっちり過ぎて出し入れが大変だ。

ケース2

このケースにはイマイチ満足していないので色々探してみた結果、なかなか評判の良さそうなものがあったので、買ってしまった。「Navitech London Microsoft Surface Pro 3ケース」。

カバー外観
カバー外観
ひらいたところ
ひらいたところ

しかし、これそんなにすごいか?意外と使いづらいぞ?

まず説明書的なものが何一つ入っていない。メモのような紙切れ一枚すら無い。ちょっと不親切すぎる。

実際に装着してみたところ、しっかりとホールドされず、わりとすぐにズレてしまう。

タッチパッド周りはかなりひどく、完全にカバーが浮いていて邪魔。

タッチパッド周り
タッチパッド周り

手にあたってうっとおしいことこの上ない。

浮いてる…
浮いてる…

本体部分とキー部分を分離できるのはいいが、着脱方式がマジックテープ。安っぽい。

良い点としては、電源ボタンやカメラ、充電端子などがカバーをつけたままでもちゃんと使えるところ。さすがにその辺は考えられてる。

でもそれを差し引いても俺には合わなかったな。もったいない買い物をしちゃった。届くのもやたら時間かかったし配送状況の確認とかができなかったのも不便だった。

 


  1. 37.0.2062.102 で解消。