仮想ハードディスクでかんたんデュアルブート

または、無印 Windows 8.1 で vhdx を使う方法。

 

Pro 以上の Windows 8.1 には vhdx ファイルさえ用意しておけば楽々仮想環境をインポートできるんだよという便利機能「Hyper-V」が搭載されている。

しかし無印版(昔でいう Home に該当)では肝心の Hyper-V マネージャーが使えない。

そういう時は仮想ハードディスクをブートメニューに追加してデュアルブート化することで vhdx ファイルを使うことができる。物理パーティションを切らなくてもいいし便利便利。

Pro 以上でもできるけど、でもわざわざこんなことしないで普通に Hyper-V にインポートしたほうがいいよなあ。

用意するもの

vhdx ファイル。

手順

管理者権限でコマンド プロンプトを開いて…

  • 2行目: vhdxファイルのパスを指定。
  • 5行目: 4行目で表示したもののうち、対象のボリューム番号を指定する。
  • 6行目: ドライブ文字の割り当て。今回の例ではVドライブに割り当てている。

ここまでで、vhdx ファイルが V ドライブに割り当てられ、エクスプローラなどで中身を見ることができるようになる。

次に、

bcdboot でブートメニューに追加する。

これでデュアルブート環境ができあがった。

参考: ネイティブ ブート仮想ハード ディスクをブート メニューに追加する

ブートメニューから削除

管理者権限でコマンド プロンプトを開いてbcdedit /vと入力してリターン。

bcdedit /delete 削除対象のidentifier で削除。

参考: BCDEdit のコマンド ライン オプション