高速エミュレータ Genymotion

この記事の所要時間: 約8分

Android SDK のエミュレータはとにかく遅い!

2.x 系ならまだしも 4.x 系だと実質開発不可能なくらいに遅い。Intel VT に対応したマシンであれば Intel Atom (x86) エミュレータが使えるらしいんだけどそうでない場合は諦めるしかないのか…

そんな時は、Genymotion を使えばそれと同等かもしくはより速いくらいの環境が手に入る!

起動までの時間はそれなりに時間かかるけど、立ち上がった後の動作、それとアプリを再ビルドして実行するまでが速くてすごく助かる。

ユーザ登録

http://www.genymotion.com/ にアクセスしてユーザ登録を行う。すると返信メールが届くはずなので、リンクをクリックして認証する。プランは無料でOK。有料プランにしたい場合は後から変えられる。

ダウンロード、インストール、設定

ログインしている状態で https://www.genymotion.com/download/ にアクセスし、ファイルをダウンロード。

VirtualBox が入っていない環境の場合は with VirtualBox とあるものを落とせばOK。入っている場合は当然それ以外。

「genymotion-バージョン番号-vbox.exe」を実行してインストール。

インストールが終わったら Genymotion を起動(Genymotion Shell じゃないよ)。最初はまずデバイスを作成する。

デバイスの作成が完了したら「Play」ボタンで実行。この時エラーが出たりするけど、何度かトライすればそのうちちゃんと動くようになる。というより自分の環境では一発で起動するほうがまれ。

アプリの実行

Genymotion のエミュレータを起動した状態で、Eclipse からいつもどおり実行するだけ。

…なんだけど、Genymotion ではなくいつものエミュレータが起動しちゃう!という場合は、Eclipse「実行の構成」から

eclipse-setting

↑この画像の赤枠で囲ってあるどっちかを選択する。デバッグの方も忘れずに設定しておくこと。

Eclipse にプラグインを導入

http://plugins.genymotion.com/eclipse をロケーションに設定してプラグインをインストールすると、エミュレータ起動のための画面を Eclipse から開けるようになる。

落ちたら

実はこれ結構しょっちゅう落ちる。もし落ちてしまってエミュレータの再起動ができない(IPが割り振られたままになるなど)場合は、VirtualBox を起動してそこから終了させること。

メモリの設定なんかも VirtualBox からできる。

ちなみに

無料版だとスクリーンショット機能が使えない。有料版を使いたくない場合は Alt + PrintScreen でウィンドウごとスクリーンショットを撮りトリミングするしか無い。それかその時だけ Android SDK のエミュレータを使うか。

設定した範囲を一括トリミングしてくれるソフトとかもあるので、そういうのを使わせてもらえば特に問題ないかな。


ここから 2015/12/21 追記分。

日本語入力をする

Android の設定画面から「Language & input」を選び、「Language」から「日本語」(一番下にある)を選択。これで日本語表示になる。

さらに、「キーボードと入力方法」で Japanese IMEを選択する。これで日本語入力が可能に。ATOK とかの日本語IMEでもOK。

Google Playストアを使えるようにする

今回は Android 5.1 を使用する。

  1. android – How do you install Google frameworks (Play, Accounts, etc.) on a Genymotion virtual device? – Stack Overflow にアクセス。
  2. 「ARM Translation Installer v1.1」(Genymotion-ARM-Translation_v1.1.zip)をダウンロード。
  3. 「Google Apps for Android 5.1」(gapps-L-4-21-15.zip)をダウンロード。
  4. Genymotion のエミュレータを起動する。
  5. 「Genymotion-ARM-Translation_v1.1.zip」をウインドウにドロップ。インストール成功したら再起動。
  6. 「gapps-L-4-21-15.zip」をウインドウにドロップ。インストール成功したら再起動。
  7. Google Playストアを使えるようになる。

エラーが出たら

Unable to start the Genymotion virtual device

Genymotion 起動時にこのようなエラーが出た場合は…

  1. Oracle VM VirtualBox マネージャーを開く
  2. メニューから「ファイル」→「環境設定」を開く
  3. 「ネットワーク」を開く
  4. 「ホストオンリーネットワーク」を開く
  5. 右下アイコンを選択し、編集画面を開く
  6. 「アダプター」タブで以下のように設定する
    • IPv4 アドレス:192.168.129.2
    • IPv4 ネットマスク:255.255.255.0
  7. 「DHCP サーバー」タブで以下のように設定する
    • 「サーバーを有効化」チェックをON
    • サーバー アドレス:192.168.129.100
    • サーバー マスク:255.255.255.0
    • アドレス下限:192.168.129.100
    • アドレス上限:192.168.129.254
  8. 「OK」を押して保存し、Oracle VM VirtualBox マネージャーを閉じる
  9. 再度インストール

参考:android – GenyMotion Unable to start the Genymotion virtual device – Stack Overflow

Unable to create virtual device : Failed to import OVA

新しいデバイスを作成しようとした時に発生。

Genymotion だけアップデートして、VirtualBox をアップデートし忘れたのが原因だった。

他にはDLしたファイルが壊れている場合にも起こるらしいので、その場合は

  1. Genymotion を起動する
  2. 「Misc」タブを開く
  3. 「Clear Cache」ボタンを押下

で直るとか。


ここから 2017/09/19 追記分。

無料バージョンのダウンロードとインストール

まず右上の「Trial」ボタンをクリックする。

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次の画面で自分のOSに合ったインストーラをダウンロードする。

Windowsの場合、VirtualBox が入っていない環境では with VirtualBox とあるものを落とせばOK。入っているなら当然それ以外。

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一見30日間しか使えなさそうだけど、あくまでフルバージョンの試用期間が30日なのであって、それを過ぎても個人用途なら使い続けられる(機能は制限される)。

Eclipse プラグインのインストール

https://dl.genymotion.com/eclipse をロケーションに設定するか、Plugins ページからjarをダウンロードして自力でインストールする。そもそももう eclipse ではなく Android Studio を使うべき。