ザ・グッド・ファイト シーズン1

みました。

※ 吹き替え版は こちら

法廷ものドラマ「グッド・ワイフ」 のスピンオフドラマ。

「グッド・ワイフ」 の全シーズンを通して重要なレギュラーキャラだったダイアン、終盤のレギュラーであるルッカ、そして新キャラの新人弁護士マイア・リンデルの3人が主人公。

前作の一年後が舞台とのことだけど、ダイアンは前作ラストでの夫カートの証言がきっかけで離婚寸前。しかも巨額の投資詐欺にあってしまい無一文の破産状態。破産前に事務所を辞職してしまっていたため仕事もなく、しかもその投資をいろんな人に勧めまくっていたせいで巻き込まれた人がかなり多いらしく評判もガタ落ちでどこも雇ってくれない、とかなりキツイ状態。前作のアリシアなんかよりよっぽど追い込まれてるぞこれ。

新キャラのマイアは、なんとその詐欺の容疑で捕まった男の娘。本人に罪はないんだけど「詐欺師の娘!金を返せ!」といろんな人から罵声を浴びせかけられたり電話やメールの着信もガンガンかかってきて、これまた相当追い込まれている状態。とにかく出だしから重すぎる。

ルッカは元LGをやめてアフリカ系アメリカ人だらけの事務所「レディック・ボーズマン・コルスタッド」で働いているらしい(なにげに元LGのパートナーだったジュリアンもいる)。

で、その事務所のボス・エイドリアンから誘われてダイアンとマイアが事務所入り。ついでにダイアンのアシスタントとしてイーライの娘マリッサもレギュラーで登場。

タシオニとか変態スウィーニーとか悪役クレスティーバとかチャムハムの社長とかビットコインおじさんとか、グッドワイフのサブキャラが結構出てくるのもなかなか楽しい。一方、新サブキャラで注目なのはこれまた変態チックなステイプルズ。初回は敵として、二度目は味方として出てくるのもツボを押さえている。しかしつくづくまともなやつが出てこないもんだ。

それにしても、くそ女アリシアがいないだけでストレスフリーというか、話に没頭できるね。アリシアが出てると「アリシアうざい」という気持ちが邪魔して話がうまく頭に入らないんだよ。部屋の隅にうんこが放置してあってどこにいても匂いが気になり集中できないようなもん。それがないのが最大の違いかな。

全10話しかないせいか、展開が早くあっという間に見終わってしまった。ラストがすっきりしないのは相変わらずで、もはや伝統芸の域に達している気もするけど、それはそれとして早くシーズン2を見たいな。

さて、注目の新キャラのマイアだけど…仕事そっちのけで父親にかかりっきりだったり、最終話直前までは大した活躍もしなかったりと、出番自体は多いんだけどかなり地味。最終話でやっと覚醒するけど、さすがに遅いんだよなーそれだと。

それからルッカも活躍が少なくて、検事補モレロとの恋愛模様だけがクローズアップされていていまいちパッとしなかった。

ちなみにこのモレロの吹き替えがびっくりするくらいひどい!!鼻づまりみたいな声に加えて棒読み加減が極まっていて話に集中できず、なぜシーズン通して登場するような重要キャラにこんな吹き替えをあてたのか全くもって謎。予算が無くてスタッフがアテレコしたのかと思った。もしかしてこういう役作りなのかな?と思って字幕版の方を見たら全然そんなことはなくむしろクサいくらいの濃い目の演技で全然キャラが違う。どうも本当に演技が下手なだけっぽい。

ダイアンを事務所に誘ったエイドリアンは度量が広く従業員を大事にする頼れるボス。最初は「一見いいヤツ風だけど裏がありそう」な感じだったけど、結局最後までずっといいヤツだった。グッドワイフにはいなかったタイプのキャラである意味新鮮。一服の清涼剤のようなものかもしれない。

あとは全体的なトランプ批判が目立ったかな。ほぼ全話で話題に出してたような気がする。

全体的には面白かったので、シーズン2にも期待!